ビットコイン(BTC)は一時47,000ドルを超えた後、下落に転じた。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

トレーダーは200DMAの重要性を指摘

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータから、米国市場のオープン後にBTC/USDは下降圧力に遭遇していることがわかる。

全体的に方向感が定まらない中、トレーダーやアナリストは、ビットコインの動きを見守っている。

人気ツイッターアカウントのCivEkonom氏は楽観的で、ターゲットになりうるものとして54,000ドルのCME先物ギャップを強調した。

一方でCrypto Rover氏は、ビットコインが突破しようとしている200日移動平均線の重要性を指摘した。歴史的に、これを突破することに成功すると、価格が大きく上昇するからだ。

既報のように、マイクロストラテジーが4,000BTC以上を購入したというニュースがあったが、市場の持続的な強さをもたらすことはできなかった。同社のビットコイン保有量は129,218BTCとなり、依然として世界最大だ。

アナリストは第1四半期終値に注目

一方、トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏は、より高い時間枠で見た場合にポジティブな値動きを見せていることを指摘した。同氏は、四半期ごとのローソク足で見ると、3四半期連続でレジスタンスで拒否されているものの、ハイアーロウを形成しているため、買い側からの強い反応が見られると主張した。

「今、BTCで興味深いのは、週足でも四半期ミッドレンジ領域のサポートを再テストしている最中であることだ」と話した。