9000ドルに一時触れたあと、ビットコインは8900ドル台での推移が続いている。今週のビットコインは長期の弱気チャネルを脱出したり採掘難易度が上昇したりなど、好材料が意識されていた。

(出典:Coin360日本時間1月18日11時50分時点)

「レアな1月」は健在だ。

例年1月はパフォーマンスが悪い月として知られているが、今年は25%も上昇。今年は米国とイランの関係悪化が材料視されるなど、年初から「安全資産」としてのビットコインの価値が意識された。

著名テクニカルアナリストのアレッシオ・ラスターニ氏は今週のビットコインについて、長期の弱気チャネルを上に抜け出たと指摘。高い確率で強気相場が再開する可能性があると述べていた。

また、低迷が続いていたビットコインの採掘難易度(Difficulty)が底をついたことを評価するアナリストもいる。

一方、JPモルガンは今週、クライアント向けにビットコインの本質的な価値は市場価格より下にあると警告している

今週急騰したビットコインSVは、10%以上の急落。18日、ビットコインSVを率いるクレイグ・ライト氏が110万BTCへのアクセスに必要な秘密鍵を持っていないという報道が出ていた。

【関連記事:1月も折り返し地点 ビットコイン、イーサ、XRPは20%超上昇|BSV高騰に批判的な声も

【関連記事:ビットコインの採掘難易度、過去最高を更新 強気相場再開なるか

【関連記事:ビットコイン、長期の弱気チャネルを脱出|アルトコインは急降下

【関連記事:JPモルガンが警告 「ビットコインの本質的価値はまだ低い」