ビットコイン・ネットワークが10億件目のトランザクションを処理した。ビットコイン創設から15年を経たネットワークにとって大きな節目となった瞬間だ。
Clark Moodyのビットコインダッシュボードによると、10億トランザクションは5月5日午後9時34分(UTC時間)にブロック842,241でマイニングされた。

ビットコイン(BTC)の生みの親であるサトシ・ナカモトが2009年1月3日にネットワークの最初のブロックをマイニングしてから15年4ヶ月と4日後の出来事となった。
これは、ビットコインが5,603日間稼働し、1日平均178,475件の取引が行われたことを意味する。
#Bitcoin has officially processed over 1 billion transactions. pic.twitter.com/kS704YYoW5
— Wicked (@w_s_bitcoin) May 5, 2024
しかし、このトランザクション数には、ビットコインのレイヤー2ネットワークであるライトニングネットワークで行われたものは含まれていない。
ビットコイン専用取引所リバーのデータによると、ライトニングネットワークは2023年8月に単独で最低でも660万トランザクションを処理した。これは、2018年1月のローンチ以来、ライトニング上で数億のトランザクションが行われたことを示唆している。
ビットコインの1日あたりの取引量は、4月20日のネットワークの4回目の半減期前後に急増し、4月23日には過去最高の926,000トランザクションが処理された。
この需要の多くは、ブロック840,000と同時に立ち上げられたビットコイントークンプロトコルであるルーンズの影響が大きい。
ただ、ビットコインの1日の取引回数はその後冷え込み、5月4日には660,260回に達した。
ビットコインは最も古い仮想通貨ネットワークであるにもかかわらず、10億トランザクションは他のネットワークですでに処理されている。
ビットコインの最大のライバルであるイーサリアムは、2015年7月のサービス開始以来、20億件をはるかに超えるトランザクションを処理していることがイーサスキャンのデータで明らかになっている。
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