3月13日、ビットコイン(BTC)は5万8000ドルのレジスタンスを突破して価格が急騰した後、ビットコインは6万1844ドルの過去最高値まで跳ね上がった。強気派が仮想通貨市場をコントロールしたようだ。
アナリストは6万ドル突破の後にさらに上昇余地があると主張している。多くの企業や機関投資家によるBTC購入も進んでおり、ビットコインに対する強気のセンチメントが高まっている。

デセントレーダーの共同創設者であるフィリップ・スウィフト氏の最新のレポートでは、長期目線の投資家によるビットコイン買いが増えている点を指摘している。またスウィフト氏は、1.618フィボナッチエクステンション(7万ドル)が次の利益レベルであると主張している。
仮想通貨のメインストリーム採用続く
仮想通貨セクターとメインストリームの産業の関係が密接になっているのは、仮想通貨取引所FTXがプロバスケットNBAのマイアミヒートのスポンサーとなり、チームのホームスタジアムの命名権を取得に向けて交渉中であるというニュースからも伺うことができる。
これが成立すれば、仮想通貨プロジェクトもしくは取引所が、米国のプロスポーツチームと最初の大きなパートナーシップ契約を結ぶということになる。
今週にはクリスティーズのオークションで、ノンファンジブルトークンを使った作品が6900万ドル(約75億円)という記録的な金額を付けた。このオークションの成功により、多くの有名アーティストがNFTの世界を探求しようという動きも出ている。
ビットコインの上昇がアルトコインにも火をつける
ビットコインが史上最高値にまで上昇したため、アルトコインにも火をつけることになった。

小型のアルトコインの多くは、2桁台の増加を記録。AAVEやビットコインキャッシュ(BCH)のような大型のアルトコインでもそれぞれ10.48%、14%上昇した。
イーサリアム(ETH)も13%上昇して、1933ドルになった。以前に付けた最高値である2043ドルも射程に入ってきた。
仮想通貨全体の時価総額は現在1.84兆ドルであり、ビットコインのドミナンスは62.1%となっている。
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