仮想通貨(暗号資産)の著名アナリストであるウィリー・ウー氏は、ビットコイン(BTC)の「大きな強気の動き」が始まっており、価格のピークは2021年末に訪れると考えている。

11月12日にあったツイッターの投稿で、ウー氏は、ビットコインの価格上昇は始まったばかりであるとする証拠を示した。

ビットコインのRSI、ウォーミングアップ中

ビットコインの相対力指数(RSI)のチャートを提示したウー氏は、現在の指標と2017年はじめ頃の動きに類似点があると指摘する。

「緑の円は我々がマクロサイクルの中にいることを示している。大きな強気の動きは始まったばかりだ」と主張した。

「ビットコインの相対力指数はちょうどウォーミングアップしているところだ。赤色の垂直線は半減期であり、強気の衝撃インパルスを示している」

(出典:ウィリー・ウー「ビットコイン365日のRSI対価格」)

ウー氏は8月1日にも365日RSIチャートを使用して予測を公開

当時、ビットコインはRSIチャートが高値と安値の圧縮の期間を終えようとし、今後大きな上昇が見込めると予想していた。ウー氏は強気相場は2020年の第4四半期に始まり、2021年まで続くと主張した。

ピークの根拠については「私は2021年12月がピークだと思う。前回のように税金を払うために売りが起こるからだ」とした。

2021年はBTCの年

既報のように、ビットコイン価格は2021年に天井を記録すると予想するのはウー氏だけではない。

リアルビジョンCEOのラウル・パル氏と仮想通貨取引所ジェミナイ共同創業者のタイラー・ウィンクルボス氏も史上最高値は来年第1四半期以降になるとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン