ビットコイン(BTC)にはまだ上昇余地があるという分析結果を仮想通貨ファンド「イキガイ」のリサーチャーが発表した。

イキガイのハンズ・ホージ氏は、ビットコイン・デイズ・デストロイド(Bitcoin Days Destroyed、BDD)という分析法を採用。BDDは、ビットコインを使った経済活動の実態を取引量より正確に表すことを目指している。例えば、7BTCを10日間保有した後に動かせば、70BDD(7BTC×10日)となる。

(出典:Hans HODL「ビットコイン・デイズ・デストロイド(Bitcoin Days Destroyed、BDD)」)

ホージ氏は、ビットコインの市場心理が2017年初頭と似ていると指摘。2017年末のビットコインバブル期にはBDDを示す赤が色濃くなっているが、現在はまだ薄い状態だ。

「濃くなるまでは、天井が見えたことにならない。世間の考え方は重要だ。赤いクラスターは、群集心理を表しており、 自己実現する。」

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版