仮想通貨のデリバティブデータを提供するスキュウ(Skew)が、年末までにビットコイン(BTC)が2万ドルの過去最高値を回復する可能性は7%しかないという調査結果を出した。
Options backed probability of bitcoin closing > 20k by YE gradually eroding with the passage of time - now @ 7%
— skew (@skew_markets) August 26, 2019
October should be the most interesting month for bitcoin with two ETF applications under review by the SEC pic.twitter.com/MKWEKc3IdY
スキュウは、将来の決められた日(満期日)にあらかじめ決めた価格で買う(売る)「権利」を売買するオプション取引から確率を出したという。
2019年9月までに2万ドルをつける確率は、ほぼゼロとなっている。
ただ、スキュウは、10月に2つのビットコインETFの可否判断が行われることに注目。もしSEC(証券取引委員会)が承認すれば、仮想通貨市場にとって大きな分岐点になると述べた。
一方、レジャーXのオラクルによれば、ビットコイ12月28日までに1万5000ドルをつける確率は31%だ。
既報の通り、金融顧問サービス大手のデヴィア(deVere)のナイジェル・グリーンCEOは、現在、1万ドルが「ニューノーマル」担っていると指摘し、地政学的リスクの高まりやネットワークの改善などから近い将来に1万5000ドルまで上昇すると予想した。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版