仮想通貨ビットコイン(BTC)は、今後2ヵ月で2万6000ドルに到達する可能性がある。コインテレグラフのマーケットアナリストであるキース・ウェアリング氏は、ビットコインのゴールデンクロス形成を根拠に予想した

(出典:TradingView 「ビットコインのゴールデンクロス」)

ウェアリング氏は2月18日、ビットコインの50日間移動平均線が200日間移動平均線をクロスしたと指摘。このクロスは、ゴールデンクロスと呼ばれており、一般的には強気サインと考えられる。

ウェアリング氏によると、前回、上記のようなゴールデンクロスが形成された時は「ビットコインが60日以内に170%上昇した」と指摘。同氏の発言時のビットコイン価格が約9800ドルであったため、単純計算でビットコインは今後60日以内に2万6000ドルに到達することになる。

コインテレグラフのマーケットアナリストであるマイケル・ヴァン・デ・ポップ氏も、ウェアリング氏の楽観的な見方に同調する。

「我あれは、9450ドル~9500ドル付近にあるグリーンエリアで反発した。それは、かなり必要なことだった。比較的静かな動きが続くだろう。その後は、再び9500ドルまで下がるか、1万400ドルにトライするかだ」

さらに先週末は、米国のシカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物で大きなギャップ(窓開け)が発生。CMEのビットコイン先物には週末などマーケットが休みの際にチャート上にギャップが生まれ、経験上このギャップは埋められる傾向がある。

今回はギャップが埋まれば、1万500ドルに価格が戻るという見方もできる。

1か月間に3つ ビットコイン大胆予想

ゴールデンクロス形成による予想によってウェアリング氏はビットコイン大胆予想をするアナリストの仲間入りをした。

既報の通り、米国のマーケット調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏は、ビットコインが8月までに2万7000ドルに到達すると予想。リー氏は、ビットコインが200日間移動平均線のレジスタンスを突破したことを理由に挙げた。

また、米国仮想通貨投資会社ギャラクシーデジタル創業者のマイク・ノボグラッツ氏は、5月に推定される半減期までにビットコインが過去最高の2万ドルに再びトライすると予想した。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン