ビットコイン(BTC)は急落し、7,000ドルを割る展開となった。3%超の下落となり、足元では6900ドル台で取引されている。

年末年始を挟み、ビットコインは7100~7300ドルの間で取引されていた。7100ドル、7050ドルとジリジリと価格を下げていた。

BTC USD 6-hour chart. Source: TradingView

(出典: TradingView BTC/USD 6時間チャート)

今後は6800ドルがサポートとなるだろう。6800ドルから反発するとなれば、7100ドルがレジスタンスになるかどうかが注目点だ。6時間チャートでは、相対力指数(RSI)が売られ過ぎの領域にあり、ストキャスティクスRSIは0を超えてクロスし始めている。売られ過ぎによる反発が既に生じているようだ。

もしビットコインが反発するとなれば、トレーダーは今回の損失を抑えるために価格を探し始める。その際、ボリンジャーバンドの平均値ある7200ドルになる可能性がある。7200ドルは、61.8%フィボナッチリトレースメントレベルとも一致している。取引高が許せば、短期的に7,445ドルまで反発する可能性もあるだろう。

Cryptocurrency market daily overview. Source: Coin360

出典: Coin360

6800ドルを割れば、6500ドル以下になる可能性も

BTC USD daily chart. Source: TradingView

出典: TradingView BTC/USD デイリーチャート

価格帯別出来高を見ると、6800ドルがサポートとなっている。しかし、このサポートを死守できなかった場合、ビットコインは6550ドル、6400ドル、場合によっては6160ドルまで下落する可能性がある。これは長期の下降チャネルのトレンドラインと一致するレベルだ。

下降トレンドが昨年6月23日に始まって以来、下降チャネルのトレンドラインから反発する動きは頻繁に発生している。6800ドルを割るとなれば、6160ドル、5800ドル、5350ドルが、買い手を呼び込む価格レベルになるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン