ビットコイン(BTC)は米国株式市場の火曜日の取引開始前後で小幅な変動にとどまったが、BTC価格分析では月末までに市場の底値が形成されるとの見方が示された。
要点:
・米国時間の現行セッションでは新たな直近安値を付ける可能性は低いとみられるが、週全体としては依然として変動が大きくなると予想されている。
・分析では、BTCの値動きは「期待が高まる局面」にあるとされている。
・ワイコフ理論を用いた市場分析では、2月前にビットコインが8万ドルを下回るスイング安値を付ける可能性が示されている。
「高い確率で」火曜日は8万7000ドルを維持か
トレーディングビューのデータによると、BTC/USDは一時8万8315ドルまで上昇した後、反落して下落方向へ向かった。

レンジ相場が続く中、ビットコインは市場参加者に強い方向感を示さなかった。
トレーディングリソース「マテリアル・インディケーターズ」の共同創業者であるキース・アラン氏は、同社の独自ツールによる買いシグナルを根拠に、一定の期待を示した。
同氏はXへの投稿で、「BTCの日足チャートに新たなトレンド予兆シグナルが出たからといって、必ずしも本日レジスタンスを試すことを意味するわけではない」と述べた。
「その可能性はあるものの、このシグナルは、価格が本日、昨日の安値を再び試さない確率が高いことを示している」

アラン氏は、月曜日に一時8万7000ドルを割り込んだ動きに触れ、現在の日足ローソク足が2026年の始値水準に近い8万7500ドルを上回って引ける必要があると指摘した。
「下ヒゲが出る場合は弱さの兆候であり、下方ブレイクが近いことを示唆する」と付け加えた。
同日、S&P500とナスダック総合指数が小幅高で始まる一方、金は5,000ドルをサポートとして再試験する動きを見せ始めた。

マクロ資産全体でボラティリティが落ち着く中、オンチェーン分析プラットフォームクリプトクオントによるビットコイン価格モメンタム分析は、慎重ながらも前向きな内容となった。
寄稿者のアラブ・チェーン氏は「クイックテイク」ブログで、「バイナンスのデータでは、日次の価格モメンタムは約1,676ドル、モメンタム率は1.93%とプラスで、始値と比べてやや高い終値を示している」と記した。
「これは、直前の売り圧力の波を受けた後、市場が均衡を取り戻そうとする明確な動きを反映している。ただし、強い強気モメンタムを示すものではなく、静かな調整局面を示唆している」

同氏はさらに、バイナンスのオーダーブックデータから、ビットコインは「即時のブレイクアウトや分配局面ではなく、期待が高まる局面」にあると述べた。
ワイコフ分析、次は「スプリング」イベントか
コインテレグラフが報じた通り、市場では週後半にかけて新たな不安定要因が意識されている。
水曜日には米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利決定と、ジェローム・パウエル議長によるガイダンスが予定されており、政府からの利下げ圧力が強まっている。
それにもかかわらず、CMEグループのフェドウォッチ・ツールによると、火曜日時点での利下げ確率は3%未満にとどまっていた。

最新の予測では、コメンテーターのマーティパーティ氏が、FRBイベントと今週の他の要因の重要性を強調した。
同氏はワイコフ分析を用い、BTC/USDTで長期的に重要なスイング安値、いわゆる「スプリング」が同時期に発生すると見ている。付随するチャートでは、価格が8万ドルを下回る可能性が警告されていた。
「これはワイコフのスプリングイベントと一致する。ボラティリティに注意が必要だ」と、Xのフォロワーに向けて述べた。

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