ビットコイン(BTC)は1月10日、米国のマクロ経済データが仮想通貨への資本流入の期待を打ち砕き、価格が下落した。
BTC/USD 1-hour chart. Source: Cointelegraph/TradingView
米雇用統計とビットコイン価格
トレーディングビューのデータによると、BTC/USDは12月の非農業部門雇用者数(NFP)データが予想を上回ったことで、1500ドル急落した。
労働市場が強いことを示すNFPは、リスク資産全般に圧力をかけた。好調な雇用統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利を急いで引き下げる可能性が低くなることを示唆する。これにより、ビットコインや仮想通貨を含む資産への流動性流入が減少につながる可能性がある。
CMEグループのFedウォッチツールの最新データによると、FRBの1月会合での0.25%の小幅な利下げの可能性はわずか2.7%である。
Fed target rate probabilities. Source: CME Group
「NFPが好調で、失業率が低いのは経済が強いわけであり、良いニュースだ。それなのに、なぜBTCや市場全体が下落したのか?簡単だ。2025年のFRBによる利下げが少なくなることを示している」と、マテリアルインディケーターズの共同創設者であるキース・アラン氏はXで説明した。
アラン氏は、ホリデーシーズンが数字に影響を与えた可能性があることを認め、マーケットへの影響はまもなく指導するドナルド・トランプ氏の新政権の開始によって影を潜める可能性があるとした。「ホリデーシーズンは通常、雇用の増加を意味し、それが報告に影響を与えた可能性はる」とアラン氏は続けた。
「また、10日後に発足する新政権が経済に深い影響を与える政策を実施することも考慮すべきだ」と語った。
BTC/USDT liquidity data for Binance. Source: Keith Alan/X
ビットコイン価格は反発するか
アナリストのレクト・キャピタル氏は楽観的な見解を示している。同氏は日足チャートを分析し、BTC/USDの相対力指数(RSI)において強気のダイバージェンスが進行中であることを指摘した。
「ビットコインは9万1000ドルのレンジローサポートで強気のダイバージェンスの兆候を示している」と同氏は述べている。
BTC/USD 1-day chart with RSI data. Source: Rekt Capital/X
さらに、レクト氏はXの投稿で、史上最高値からの後退が以前のビットコイン強気市場と共通する現象であるという考えを述べている。「ビットコインは価格発見の第7週に現在の-15%の後退を開始した。このリトレースのタイミングは過去の傾向と一致している」とレクト・キャピタル氏は指摘する。「これはこのサイクルの最初の価格発見の調整だ。その結果、反転の確率は高い」。
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