ビットコイン(BTC)が27日、荒い値動きを見せている。
午後8時頃に28400ドル(24時間比で+15%)をつけ高値更新した後、一時間の間に26500ドルまで反落。実に1900ドルの急落だ。
記事執筆時の午後10時頃には27000ドルまで戻している。


ビットコイン「強気中の強気相場が始まった」
とはいえビットコインは同日史上最高値を更新した上、時価総額50兆円を突破。記念すべき1日となったのは確かだ。(参考記事「ビットコイン3万ドルへじわり? 時価総額は50兆円突破」)
注目すべきは米国時間で月曜日のビットコイン先物の動きだ。ローソク足チャート上で、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)にビットコイン先物が上場して以来最大の「窓」ができるのだ。
金曜日の終値が23685ドルだったため、直近の反落をもってしても数千ドル幅の窓が開く見込みだ。
This is gonna be the biggest CME gap in history pic.twitter.com/IWBsyQsXab
— Saylor Moon Fan Club (@cryptoSqueeze) December 27, 2020
節目だった24000ドルを突破して以来、ビットコインは未開のゾーンにはいったといえる。コインテレグラフの市場アナリストMichaël van de Poppeは19500ドルまでの反落は想定するものの「強気相場中の強気相場が始まった」としている。

海外仮想通貨取引所バイナンスのビットコイン注文板をみると、売り注文が三万ドル付近に集中しており次の節目となりそうだ。