ビットコイン(BTC)は1月3日、米国がベネズエラで軍事行動に踏み切ったとの報道を受け、9万ドルを下回った。
9万ドルで「地政学的圧力」に直面
トレーディングビューのデータによれば、ビットコイン価格はビットスタンプで一時9万0940ドル付近まで上昇した後、反落した。

米国がベネズエラの首都カラカスで空爆を実施したとのニュースに続き、トランプ大統領がトゥルース・ソーシャルで、ベネズエラノマドゥロ大統領を拘束し「国外に移送した」と投稿した。

伝統的市場が休場となる中、BTC/USDは日曜日の先物市場再開を前に、年初来の上昇分を何とか維持しようとする動きを見せた。
分析アカウントの@WealthmanagerはXへの投稿で、「米国のベネズエラに対する行動を受けて短期的な売り圧力が出ているが、近い将来については強気の見方を維持している」と述べた。
「事態がこれ以上エスカレートしなければ、今回の動きは一時的な押し目と捉えている。近く回復する可能性が高く、今後数日から数週間の目標は9万6000ドルから10万ドルだ」

同氏は、CMEグループのビットコイン先物市場が週末を9万ドル超で引けた点にも言及し、新たな「ギャップ」が生じ、上方向の価格目標になり得ると指摘した。
仮想通貨アナリストのレナート・スナイダー氏も、来週の伝統金融市場の再開が重要になるとの見方で一致する。
「地政学的緊張が高まっており、来週には大口プレイヤーが市場に戻る。そのため、週末明けにはビットコインのボラティリティが高まる可能性が高い」

一方、アナリストのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、今回の値動きを「週末の典型的な反落だ」とし、強気姿勢を崩していない。
「1月の方向性は明確だ。ビットコインが21日移動平均線を上回る限り、上昇基調が続く」と結論づけた。同移動平均線は現在8万7850ドル付近に位置する。

金の強気相場に対抗できるか
BTC強気派はまた、新年にかけての金に対するビットコインの相対的な強さにも注目した。
金(XAU/USD)は12月26日に1オンス4551ドルの史上最高値を更新した後、最大6%下落して落ち着いた。一方、BTC/USDは同期間に最大5%上昇した。
取引・分析リソースのブル・セオリーは、「重要なのは、前回ビットコインが放物線的な上昇を始めたのは、金が天井を打った後だった点だ」とコメントした。
「もし4550ドルが金の天井だったなら、資金が金からBTCへと移動し始める局面に入った可能性がある」

コインテレグラフが報じたように、金は2025年に主要資産の中で最も高いパフォーマンスを記録した。一方、ビットコインは10月に史上最高値を更新したにもかかわらず、年間では相対的に出遅れた資産となった。
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