ある2つのビットコイン(BTC)定番指標で、ビットコイン価格のブレイクアウトの完璧な条件が揃ったようだ。

人気トレーダーのローマン氏が最近X(旧Twitter)で発表した分析では、BTC/USDに対する強気の継続パターンが形成されつつあるという。

BTC価格の週足終値を注視せよ=トレーダー

6月はホドラーを失望させているにもかかわらず、ビットコインは長期的には依然としてより良い展望が見えているようだ。

これまでの分析では、BTC価格の過去最高値より下での調整は数ヶ月間続くとの指摘が出ている。しかしローマン氏は、以前に見られた好調な時期への復帰が間近に迫っていると主張している。

同氏は週足チャートで相対力指数(RSI)とボリンジャーバンドを示し、BTC価格の上昇を予見した。

「多くの人が降伏し、さらなる下落を予想している一方で、現在、価格とRSIの間で三度目の強気のダイバージェンスを形成している。」と同氏は6月21日に指摘した。

「ボリンジャーバンドがさらに絞り込まれており、今後大きなボラティリティを生み出すだろう。」

BTC/USDT chart with RSI, Bollinger Bands data. Source: Roman/X

上記のチャートでは、RSIが低値を切り下げている一方で、価格は高値を切り上げていることが示されている。ボリンジャーバンドの狭まりと相まって、大きなボラティリティが発生する可能性があるようだ。

ローマン氏は、上昇が起きれば新しい過去最高値に達する可能性が高いと強調した。

「週足の終値に注目すべきだ」と彼は6月22日にXのフォロワーに語った。

「高タイムフレーム(HTF)でより多くの強気継続の兆候を形成している。ボラティリティが形成されると、ついに9万ドル以上まで上昇するだろう。」

BTC/USD 1-week chart with Bollinger Bands. Source: TradingView

ビットコイン強気派、現実に直面

一方でこれまでのBTC価格予測は、予想通りには行っていない。

6月に8万ドルを達成するには残り1週間しかないが、5月の別の予測では急激な上昇で95,000ドルに達するとしている。

「私はビットコインのレンジの上方へのブレイクアウトを信じていると常に言ってきたし、それを今でも信じている」と人気トレーダーであるダーン・クリプト・トレーズ氏は、週末にポストした。

「正確にいつ起こるかはわからないが、夏全体を通してかかるとは思えない。ここで言っているのは59000〜74000ドルのレンジだ。」

彼はさらに、米国の株式が記録的な高値に達し、債券利回りが低下するというマクロ経済的な状況が、BTC価格の強力なパフォーマンスを促進すると付け加えた。

「歴史的にBTCと仮想通貨が繁栄する良い環境であるが、仮想通貨が追いつくのに時間がかかることもある。一旦追いつくと、その動きは劇的であることが多い。」

BTC/USD 1-day chart. Source: TradingView

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