ビットコインが7000ドルの大台を軽々と超えた。

執筆時点(5月12日8時45分)までの24時間でビットコインは14%以上も急騰。現在は7300ドル付近で推移しており、昨年9月の水準を回復した。

(出典:TradingView 「ビットコイン/米ドル(1年)」)

昨年末につけた直近の最安値である3200ドルからは2倍以上上昇したことになる。年初来で比較すると80%以上のプラスだ。

今回の上昇要因としては、ショートスクイズの相次ぐ発生などが考えられている

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主要仮想通貨も軒並み2桁%の上昇を記録している。

イーサリアム(ETH)は11%、ビットコインキャッシュ (BCH)は23%、ライトコイン(LTC)は14%、EOSは13%、ステラ(XLM)は12%、カルダノ(ADA)は18%以上のプラスとなっている(出典:CoinMarketCap

仮想通貨市場全体の時価総額は2177億ドルに到達し、年初来と比較して73%以上のプラスとなっている。

10日間で1年分

米調査会社ファンドストラットの代表、トム・リー氏は、ビットコイン保有者へのリマインダーとして過去の統計をリツイート歴史的にビットコインは1年のうちのたった10日間で年間を通したプラス分を生み出していると指摘した。

(出典:トム・リー「BTCの上位10日間(水色)と上位10日間以外(青色)」)

リー氏によると、この10日間を逃せば平均リターンはマイナス25%になってしまう。