シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャーバンクの破綻を受けて、仮想通貨にとって激動の1週間となったが、ビットコイン(BTC)の時価総額はハイテク大手メタの時価総額を逆転することに成功した。

Companies Market Capのデータによると、ビットコインの時価総額は471.86億ドルに達し、メタの4690億ドルを上回った。

Companies Market Capは、仮想通貨、上場企業、貴金属、上場ファンドの時価総額のリアルタイムモニタリングとランキングを提供している。

Bitcoin’s market cap standing compared to other assets. Source: Companies Market Cap

わずか24時間前、BTCの時価総額はメタを370億ドル近く下回り、4334億9000万ドルにとどまっていた。

しかし、ビットコインの時価総額は過去24時間で9.7%上昇し、仮想通貨は時価総額上位資産の中で電気自動車メーカーのテスラのすぐ下、11位に位置することになった。

一方で2月20日、コインテレグラフは、ビットコインが決済処理大手Visaの時価総額を追い抜き、決済会社をわずかに上回ったと報じた。Visaの時価総額を抜いたのは当時3度目だった。

Visaの時価総額の差は200億ドル以上となったが、それでも時価総額12兆5900億ドルで1位の金、2位は時価総額2兆380億ドルのアップルと、かなりの差がある。