著者 ドルフィンf

大手証券会社出身、バブル崩壊期からトレード業務やIT企業経営を行っており、その後仮想通貨取引所の設立に関わる。ディープラーニングを用いた価格分析手法を確立しトレードで大きな利益をあげる。

2021年3月8日11時15分現在、ビットコインは5万1317ドルまで値を戻しています。 

中期トレンドの調整期は継続

これは米国の1.9兆ドルの景気刺激策が可決された事により目先を好感された動きですが、中期トレンドの調整期が終了したとは言い難い状況です。 

ただ今後ファンダメンタルズ的には好材料が続出する模様。機関投資家の熱も全く冷めていません。 

テクニカル的にも機が熟しつつある事を示唆していますので、統計の分母が10程度しかなビットコインにとっては、3月は下落の月(月足で陰線が出る事が多い)というジンクスにはあまり捉われる必要もありません。 

ビットコインに限らず、株式にせよコモディティにせよ、価格形成は長期安定投資家と短期レバレッジトレーダーの異なるレイヤーで成り立っています。 

長期安定投資家が移動平均線に近いベースとなるプライスを形成し、短期トレーダーがそこから逸脱する上澄みの動きを形成します。 

上昇トレンドへの準備が重要

現在の状況は、長期安定投資家の熱は非常に高くベースとなる下値をどんどん切り上げていっている状態。そのため週足などの長期チャートは明らかに上昇トレンドが継続しています。それがベースにある上で、短期トレーダーのセンチメントが回復し、高値である5万8000ドルを抜いてくるエネルギーが蓄積・爆発するのを待っている状態です。 

引き続き3月は丁寧に安値を仕込み、3月下旬もしくは4月から再開すると思われる上昇トレンドへの準備をしておく事が重要かと思います。 

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