ビットコイン(BTC)の価格が4月22日に9万1700ドルを超えたことで、短期保有者(STH)の平均取得価格を上回り、多くの短期保有者が再び含み益状態に戻った。
短期保有者が含み損から含み益に転じることは強気の兆候とされており、ビットコインが10万ドルを再び試す可能性を高める要因となっている。
過去の値動きからは、相場初期の上昇局面では含み益状態にある短期保有者が売却を控え、市場に新規資金を呼び込む推進力となる傾向がある。4月には初めてビットコインを購入した新規参加者の活動が活発化しており、高値圏での資金流入があった。
一方、長期保有者(155日以上保有)による買い増しも顕著であり、2月以降に合計36万3000BTCを追加取得している。さらに、ビットコインのクジラと呼ばれる大口投資家らは、年間発行量の300%に相当するBTCを吸収している。
ビットコイン調査者のアクセル・アドラー・ジュニア氏は、今回の価格上昇にもかかわらず、強いレジスタンスがまだ残されていると指摘。4月22日のX投稿で、「9万6000ドルの水準には、過去3〜6か月以内に取得した保有者の売り圧力が集中しており、これが最後の抵抗帯になる。その先には10万ドルが視野に入る」と述べた。
9万7000ドル付近も抵抗に
ビットコインのコストベース分布データによると、97,000ドル付近の平均取得価格で保有されているBTCは約39万2,000BTCに上る。この価格帯では、多くの投資家が損益分岐点に達するため、売り圧力が高まり、相場上昇の勢いが鈍る可能性がある。
ただし、トレーダーのEzy Bitcoin氏は、現在の価格推移がワイコフ理論における「再蓄積フェーズ」に沿って順調に進行していると指摘しており、強気相場が継続すると考えている。
同氏のチャート分析によれば、今後の価格目標は13万1500ドル、14万4900ドル、そして16万6700ドルの順で段階的に設定されている。
このワイコフパターンの展開は、大口投資家による着実な蓄積が進んでいることを意味しており、供給吸収が進む中で新たな上昇トレンドの形成が期待されている。
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