18ヶ月ぶりにビットコイン(BTC)が37000ドルを一時突破した。ビットコイン現物上場投資信託(ETF)の米国での承認を巡る楽観的な市場の反応が影響しているようだ。
コインテレグラフマーケットプロやトレーディングビューを含む複数の仮想通貨市場プラットフォームのデータによると、BTC/USDは一時37000ドルに達した後、反落した。
シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ(CME)の価格データによると、ビットコイン先物もその直後に37000ドルを超え、37450ドルまで上昇した。

最近のビットコイン価格の急上昇は、今後1週間にわたって12個のビットコイン現物ETFが承認されるのではないかという期待に起因している。ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームス・セイファート氏とエリック・バルチュナス氏によると、米証券取引委員会(SEC)は11月17日までに承認する可能性があるという。
これらの待望のBTC製品の承認について多くの憶測が飛び交う中、両アナリストは、これらのオファリングが実際にローンチするまでに1ヶ月以上の時間がかかる可能性があるとも指摘している。
一方、米国最大の仮想通貨資産管理会社であるグレースケールは、グレースケールビットコイン投資信託をビットコイン現物ETFに転換するため、SECに直接関与しているとも報じられている。米国ではまだビットコイン現物ETFが承認されていない。