ビットコイン(BTC)は29日、48,000ドル挑戦しているが上値が重くのしかかっている。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

8万ドルがターゲット

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTC/USDが3月29日の米国市場オープン前に、一時48,000ドルに挑戦したが、46,900ドルに反落したことを示している。

BTC/USDは、今回の値動きで年明けに記録したサポートを維持することで、2022年初から推移するレンジが破られるのではないかとの期待が高まっている。

現在、理想的なシナリオではさらなる引き下げの必要性を求める声もある中で、人気トレーダーのクリプト・エド氏は、今後BTCに対して「非常に強気」になるべき時が来たと強調した。

「今日はもう少し下がるといいんだが、こういう強気相場では、求めすぎかな」と同氏は29日公開のYouTubeで発言した。

クリプト・エド氏は、昨年夏の安値以来、継続的に行われている値動きに目をつけた。そして、強気のトレンドが発生した場合、完成目標は現在の史上最高値を超えたところにあるという。

"そうなると、8万ドル前後がターゲットになる "

一方、執筆時点では日中引けの兆候は見られず、ビットコインの強気派は48,000ドルをめぐって争っている。

スーパートレンドは間近

3月29日、トレーダーの間ではトレンドの確認が行われ、レンジの上限を押し上げたことが話題になっている。

アナリストのマシュー・ハイランド氏は、3日足チャート上のビットコインのスーパートレンドインジケーターに注目した。

スーパートレンドインジケーターは、価格帯とボラティリティのデータを使って、上昇トレンドにあるのか下降トレンドにあるのかを見分けるものだ。スーパートレンドインジケーターは、トレンドが既に始まっている場合にシグナルを出すため、正しく使用すれば有用な確認指標になる。

ビットコインは2022年の間、ずっと横ばいのレンジで推移し、史上最高値からの下落は、12月初旬に3日足のスーパートレンドインジケーターで弱気を示していた。

「ビットコインの3日足スーパートレンドは、まもなく強気に反転しそうだ!」 とハイランド氏は主張した。

"我々は、この緑色に転換するのを見るために12月初めから待っていた。"

このためにはBTC/USDは3日足チャートで49,000ドルに到達し、その上でクローズする必要があるという。

Bitcoin supertrend chart. Source: Matthew Hyland/ Twitter