ビットコイン・ダイアモンド(BCD)が誕生、謎に包まれる匿名開発チームの意図

 ビットコインの新しい分岐コインであるビットコイン・ダイアモンド(BCD)が日本時間で25日未明に誕生した。ところがその42億コインは既に疑念につつまれている。

 同コインが興味深いのは、誕生してすぐ10000個のブロックを採掘し終わった後、プルー・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行するとされていることだ。これはコンピューターによる演算によってコインを採掘するシステムから、コイン所有比率による証明システムへ変わるという根本的な改変を意味する。現在、イーサリアムが慎重にすすめているプロセスと同様だ。

 ビットコインダイアモンドの紹介資料も公開されている。これを読むと、ビットコインキャッシュやビットコインゴールドとは違い、ビットコインとは共通するものが全くないコインであることがわかる。

 開発チームによると、28の仮想通貨取引所が同分岐コインを扱うとしているが、詳細は不明だ。

 開発チームや「ビットコイン・ダイアモンド・ファウンデーション」と呼ばれる組織も匿名で、ユーザーが質問して定型文しか返ってこない状態が続いている。たとえば開発チームは、ビットコインを既に所有するユーザーで分岐したビットコイン・ダイアモンドを受け取りたい人は、自分でウォレット運営業者に問い合わせる必要があるとしている。

 以前分岐したビットコインゴールドは少しづつ市場からうけいれられつつある。コインテレグラフの公式連携サイトであるコインマーケットキャップによると、ビットコインゴールドは直近の24時間で40%上昇しており、高値である526ドルに迫る勢いだ。