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Yashu Gola
執筆者:Yashu Golaスタッフライター
Fernando Quirós
校閲:Fernando Quirósスタッフ編集者

ビットコインと金の相関がゼロに 過去のパターンは次の上昇局面を示唆

ビットコインと金の相関がゼロに 過去のパターンは次の上昇局面を示唆
市場分析

ビットコイン(BTC)の金との52週相関は、2022年半ば以来初めてゼロに到達し、1月末までにマイナスに転じる可能性がある。

過去には金との逆相関後にビットコインが上昇

過去に同様の局面が4回あり、そのいずれでもビットコインは金との相関がマイナスに転じた後、約2カ月で平均56%上昇した

BTC/USD 週足チャート Source: TradingView

例外は2021年5月で、このときは上昇する代わりに約26%下落した。当時はテスラがビットコイン決済を停止し、中国がマイニングと仮想通貨取引の取り締まりを強化したことで、市場全体に強制的なデレバレッジが発生し、歴史的な相関シグナルが打ち消された。

現在の環境は、世界的な流動性の拡大(世界のM2供給量で把握)や米連邦準備制度理事会(FRB)の量的引き締め(QT)終了など、複数のマクロ要因が追い風となり、強気に映る。

ビットワイズ・アセット・マネジメントでグローバル調査責任者を務めるマット・ホーガン氏は最新レポートで、「歴史的に、ビットコインの強気相場は世界的な流動性拡大期と一致してきた」と述べ、次のように付け加えた。

「世界的に新たな金融緩和サイクルが始まり、FRBのQTが終了する中、この成長率は2026年を通じて上向きに続く可能性が高く、ビットコイン価格にとって前向きな材料となる」
世界のM2とビットコインの前年比変化率 Source: Fidelity

同様のマクロ環境下で、金は2025年に65%上昇した一方、ビットコインのリターンはほぼ横ばいだった。ただしホーガン氏は、2026年にはビットコインが金を上回るパフォーマンスを示すとみている。

「金とビットコインは時に同じ方向に動くが、長期的な相関は緩やかなプラスにとどまる。これは直感に反するが、むしろ魅力的だ」と同氏は記している。

アナリストのトゥール・デメスター氏も、「加速する通貨発行は2026年におけるビットコインの大きな追い風だ」と同様の見解を示した

2020〜2021年の強気相場をなぞるビットコイン

仮に56%の上昇が実現すれば、BTC価格は14万4000ドルから15万ドルのレンジに入る。

仮想通貨アナリストのミダス氏が示した長期フラクタルでも、同様の強気シナリオが示唆されている。同氏は、現在のビットコインの構造を2020〜2021年サイクルと比較した。

BTCの2020-2021サイクルと2024-2026サイクルの比較 Source: Midas

そのチャートでは、ビットコインが長期の下落トレンドを終え、数カ月にわたる蓄積局面を経て、強気相場前のブレイクアウトに入る様子が描かれている。この流れは、かつて7万ドルに向かう放物線的な上昇に先行していた。

現在の2024〜2026年の局面でも、ビットコインは同じ道筋をたどっているように見え、すでに蓄積段階を抜け、放物線的上昇前の段階に移行している。

このフラクタルが続くなら、次の上昇局面は過去の強気拡大と似た動きとなり、15万ドルが主要な目標水準として意識される可能性がある。

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