8月4日までの1週間の仮想通貨関連投資商品の流出額は1億700万ドルにのぼり、3週間連続のマイナスとなった。
コインシェアーズの「デジタル資産ファンドフロー」報告書によると、流出額の大部分きはビットコイン関連のものだ。ビットコインからは1億1100万ドルの資金が流出し、週間の流入の大部分を相殺した。これは前回のサイクルの利益確定を示しているという。ちなみに流出が始まる前の1ヶ月間には、仮想通貨ファンドへの流入が7億4200万ド見られ、その99%がビットコインだった。

投資商品の週間取引量は年初からの平均を下回り、全体の市場取引量は相対平均に対して62%減少した。
地域別では、オーストラリアとアメリカだけが流入を示し、それぞれ30万ドルと20万ドルが投入された。最大の地域別流出はカナダからで、7080万ドル、次いでドイツから2850万ドルだった。
ビットコイン以外についてみると、ソラナへの流入額は950万ドルで、前週の60万ドルから増加した。XRP投資商品も50万ドルの流入を見た。一方、イーサリアム(ETH)ファンドはマイナスのトレンドを続け、前週の190万ドルからさらに増え、流出額は590万ドルにのぼった。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン