仮想通貨ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズが、昨年7月以来の高水準に戻った。4月24日にグラスノードがレポートを発表した。
4月15日から4月22日までの1週間で取引高や取引数、アクティブアドレス数が軒並み急増。「3月の暴落以前の水準に回復しただけでなく、年初と比べても増加傾向にある」と述べた。また個人投資家によるビットコインへの興味回帰も見られるという。
(出典:Glassnode)
昨年7月以来の高水準
また、ビットコインのアクティブエンティティが2019年7月以来で最高をつけた。アクティブエンティティは、ビットコインのアクティブアドレス数のうちで1人(社)が1つ以上のアドレスを使っているケースを除いた指標だ。
(出典:Glassnode「ビットコインのアクティブエンティティ(オレンジ)」)
グラスノードは、世界のマーケットの不透明感と不安定感が続く中で「ビットコインが伝統的なマーケットに対するヘッジ手段として魅力的な資産としてより認知されているのではないか」と分析した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン