ビットコイン25万ドル予想で有名なVCティム・ドレイパー氏が20日、ウォールストリートジャーナル「ビットコインフレンドリーな戦略を重視する政府が勝利する」と発言した。

ドレーパー氏インターネットの普及がメディアやコミュニケーションの形を大きく進歩させたと認める一方で、ブロックチェーン技術はAI、ビットコイン、スマートコントラクトはとともに世界を大きく変える力があり、今後はインターネットよりも大きな影響を与えるだろうと主張。

これらは金融や銀行、ヘルスケア、保険、政府自身に大きな影響をもたらすとした。

「今後5~10年で大きな変化が訪れるだろう。もし20年間何も見ない状態があれば、世界がどうなっているかわからなくなるほどだ」

世界は国境のないグローバルなコミュニティに進化しているというドレーバー氏。

いくつかの政府はブロックチェーンについて理解を進め、新しい技術を取り入れているが、部族主義(トライバリズム)が排除できていないと主張。エストニアやカザフスタン、マレーシアの政府はビットコインやスマートコントラクトを取り入れているが、政府が成功するためには規制するのではなく、受け入れる体制を整備することが重要だと指摘した。