大手中国取引所HuobiのCEOが、最近のスケーリング問題に対して”可能な限り中立の立場をとる”旨の発言をしている。

バリー・シルバート氏率いるSegWitのアクティベーションにおける協定と、実行までの時間に関しては、レオン・リー氏は「市場の声に耳を傾けたい」と語った。

「市場が支持するプランであれば、何であれ、それをサポートしたい」と、WeChat上で語られた内容が、cnLedgerによって翻訳されTwitterに投稿されている―

「WeChat上でのHuobiのレオン・リーCEOの一言: 最近のスケーリング協定にまつわる問題に関して、我々は中立の立場を取りたいと考えています。

pic.twitter.com/UA2QbayQLr

―cnLedger (@cnLedger) 2017年5月24日

「しかし、技術的な準備はしなければならないでしょう。市場はハッシュレートや技術的ソリューションに関する投票に対しては答えを出していません。むしろ、投票するために実際に資金を費やしているユーザーの声を聞くことでしょう。市場が判断を決するまでは、我々は可能な限り中立な立場を取りたいと考えています。」

今回のHuobiの対応は、過去、Bitcoin UnlimitedやBitcoin Coreなど、スケーリングに関する議論の中で、中立の立場を取ってきた企業たちの声を反映したものだ。

現在、ビットコインのユーザビリティの問題の確実な解決は最優先事項であり、コミュニティは緊張の兆しを見せている。

シルバート氏の計画は、現在、ロジャー・ヴァー氏などにより批判の対象となっており、早くも論争を呼んでいる。

一方で、ボビー・リーCEOは、カンファレンスのあるパネル上でまた違った角度から独自の意見を示している―

「今年、我々全員が、トランザクションのログジャムに大変苦しめられています。バリー・シルバート氏のプロポーザルが採用されるのかはわかりませんが、今後数ヶ月で何が起こるにしろ、私はSegWitを導入する道を選ぶことになるだろうと楽観的に考えていますし、スケーリングを可能にするために、より大きなブロックサイズが求められるだろうと、そう考えています」

「BTCC CEO @bobbycllee 氏: #bitcoin のネットワークは、SegWitをアクティベートし、より大きなブロックサイズへスケールされるだろうと、私は楽観的に考えています。https://t.co/7ITR54DFYu

― BTCC (@YourBTCC) 2017年5月24日