米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)市場は、1日あたり1億2945万ドルの資金流入を記録し、5日連続の流入となった。

米国の現物型ビットコインETFは、1月10日に米証券取引委員会(SEC)によって承認され、1月11日から取引が開始された。最初の数か月間、主要なETF発行者は大規模な流入と取引量を記録したが、グレースケールのGBTCは初日からゼロの流入か大規模な流出を見ている。

ビットコインETFは5日連続で流入

7月1日の1億2945万ドルの流入は、6月7日以来で最高の流入額だ。ビットコインETFの流入がプラスに転じたことで、BTC価格は3週間近くの間、62,000ドルの重要なレジスタンスを突破した後、63,000ドルを回復した。

仮想通貨リサーチプラットフォームSoSo Valueのデータによると、フィデリティのETFが最も多くの流入を記録し、1030BTC(約6500万ドル)となった。次いでビットワイズのETFが650BTC(約4100万ドル)の流入を記録した。ARKインベストは205BTC(約1300万ドル)の流入を見た。

ブラックロックのIBITとグレースケールのGBTC、純資産価値で最大の現物型ビットコインETFの2つは、月曜日に流入はゼロだった。

7月1日の流入は、6月最終週の約7日間の流出の後、現物ビットコインETFにとって5日連続の流入を記録した。

Spot BTC ETF daily flows. Source: SoSoValue

7月はBTCにとって歴史的に強気の月

6月はビットコインETFとBTC価格にとって弱気の月となった。6月には、ビットコインETFは10日間の流入に対して9日間の流出となった。しかし、流出の金額は流入の金額を大幅に上回った。

現物ビットコインETFの流入増加は、月曜日のBTC価格の急騰と一致している。BTC価格は新しい週間高値の63,778ドルに達した。ただ、BTC価格は再び63,000ドルを下回り、現在62,558ドルで取引されている。

BTCの価格は週の安値である60,000ドル以下から回復したが、史上最高値の73,750ドルからは依然として15%下落している。

7月は歴史的に強気の月だ。また現物型イーサリアムETFの承認が間近に迫っているため、ビットコインETFが承認された時と同じように、仮想通貨市場は今後数週間で再び強気の上昇を見せる可能性がある。

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