ビットコインは25日に47000ドルに落ち込んだが、足元では49000ドルまで回復している。

BTC/USD 1-hour candle chart (Bitstamp). Source: TradingView

反発かブルトラップか?

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータを見ると、BTC/USDが失ったレベルとほぼ同じ速さで高値に戻ったことが分かる。

記事執筆時点では、BTC/USDは49,000ドル付近で取引されており、数時間のうちに2,000ドル上昇した。

時間足チャートで安値が続いていても、分析では反発を示唆していたが、出来高と相対力指数(RSI)のパフォーマンスが改善するにつれ、これが現実のものとなった。

RSIの動きに最初に注目したトレーダーのスコット・メルカー氏は、「今のところいい感じだ」と評価した。

しかし、トレーダー兼アナリストのRekt Capital氏は、すぐに喜ぶ必要はないと警告。ビットコインは、48,000ドル以上のレベルを確実に取り戻す必要があると主張した。

「BTCは小さな回復の兆しを見せている」と彼はツイッターのフォロワーに向けて、添付のチャートにコメントした

「しかし、もしBTCがすぐに赤いエリア/青いレベルを取り戻せなければ、この回復は単に以前のサポートを新しいレジスタンスに変えるためのリリーフラリーに過ぎないだろう」

BTC/USD 1-day annotated candle chart (Coinbase). Source: Rekt Capital/ Twitter

4年以上の保有で損した人はいない

こうした指摘がありつつも、強気のセンチメントはしっかりと残っている。

ビットコインの価格予想モデルとして人気のあるストック・ツー・フロー(S2F)モデルの考案者であるPlanB氏は、BTC/USDの200週移動平均とビットコイン実現時価総額の両方が史上最高値であることを改めて強調した。

「ビットコインを買って4年以上(200週)保有した人で損をした人はいない」

BTC/USD chart with 200-week moving average and realized cap. Source: PlanB/ Twitter