4月4日、ビットコイン(BTC)は4000ドル上昇し、市場関係者の間ではショートポジションの清算が近いとの見方が強まっている。

強力な買いがビットコインを4000ドル押し上げる
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTC価格はビットスタンプで69,328ドルに達し、活発な動きを見せた。
日中の安値から5%近く上昇したビットコインは、市場関係者に力強い印象を与えた。最近の下落後、強気派がチャートの「非効率性」を修正しているとの見方もある。
人気トレーダーのDaan Crypto Trades氏は、自身のTwitterで「確かに急速に上昇し、非効率性を埋めている」とコメントした。
「堅調な現物入札とプレミアムだ。

同じく人気トレーダーのSkew氏は、今回の上昇はデリバティブではなく、現物市場での買いによって起こっていることを指摘している。
Skew氏はTwitterで、「現時点で価格上昇は明らかに現物市場主導だ」と述べた。
Skew氏は、持続的な変化を起こすためには、この勢いが「数時間以上」続く必要があると主張。一方、別の投稿では、BTCのショートポジションを持つ投資家は、価格上昇によって苦境に立たされる可能性があると指摘している。

監視リソースのコイングラスのデータによると、BTC/USDが68,620ドルを超え、3270万ドルの流動性が消失したことが示されている。

69,000ドルが再び重要な焦点に
コインテレグラフが報じたように、オンチェーン指標のリセットにより、ビットコインは本来の姿を取り戻しつつある。
しかし、依然として重要なレジスタンスが存在する。2021年末につけたBTC/USDの史上最高値である69,000ドルは、重要な価格帯となっている。
人気トレーダー兼アナリストのJosh Rager氏は、4時間足で200EMA(指数移動平均線)が強力なサポートを提供していることを指摘し、更なる上昇を期待している。
Rager氏はTwitterで、「71,000ドルを上回って終値を迎える必要がある」と主張した。

バイナンスにおけるBTC/USDTのオーダーブックのチャートと合わせて、Skew氏は69,000ドルという価格水準が「重要」であると述べている。
Skew氏は、「ここから下落した場合、高値への実際の需要を測るために、買い注文の量を見る必要がある」と説明している。