世界的に金融市場が不安定な中、ビットコイン(BTC)は金と比較して高いパフォーマンスを示しており、ヘッジ資産としての存在感を増している。

金の価格はは1オンスあたり1717ドルと、2020年はじめから約12%上昇している。一方で、ビットコインは同じ時間枠で30%を超える利益を獲得している。

ヘッジ資産として輝くビットコイン

新型コロナウィルスに対する懸念から、仮想通貨市場やほかの伝統的市場は下向きのスパイラルに陥った。ビットコインは3月13日に暴落し、2020年の最安値に達したが、劇的な回復を見せている。

モルガンクリークデジタルの共同創設者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏は5月13日、ビットコインと金を比較し、ビットコインが経済危機の中で最高の安全な避難場所であると証明している一端だと主張している。ポンプリアーノ氏は長年、ビットコインはほかの資産と非相関のヘッジ資産と主張していた

2020年に入ってからビットコインと金を比較すると、ビットコインは2020年の安値3830ドルから高値の10,080ドルまで変動しており、その一方で、金は1430ドルから1748ドルまでの変動にとどまっている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン