22日の仮想通貨(暗号資産)ビットコインは未明の8850ドルからは若干の値を戻したものの、9000ドル前後を推移している。アルトコインもイーサが200ドルを割り、XRPも0.20ドルを回復できておらず全面安となっている。今回、ビットコインが9200ドルのサポートラインを割ったことで、8000ドルまで下落するとみるアナリストも出ている。
(出典:Coin360 5月22日午前10時25分)
これまでに1万ドルに複数回トライしていたビットコインだが、いずれも失敗に終わったことから、弱気派が優勢になっている可能性がある。
現在の価格はボリンジャーバンドの中間ラインを下回っている。ボリンジャーバンドでは中間ラインより上で推移していれば強気とみるが、下回っていれば弱気となる。
著名仮想通貨アナリストのジョシュ・オルシュウィッツ氏は、9100ドル付近のサポートも弱く、機能しないため、今後数週間で7800ドル付近まで下落する可能性を指摘。価格が停滞するほど下落する可能性が高くなるとした。
さらに仮想通貨トレーダーのジョニー・モー氏によると3月の大暴落から引いたトレンドラインを下回る可能性も指摘。9000ドルを下回って動く場合は6500ドルから7300ドルの範囲がサポートになると指摘している。
If we lose the channel, I'm looking at this landing zone. $BTC pic.twitter.com/HJ6sGHkAW4
— Jonny Moe (@JonnyMoeTrades) May 21, 2020
既報の通り、現在の価格はマイナー収益が今年2回目の昨年並み低水準となっていることから底値に近づいている。