マクドナルドのビッグマックで測る仮想通貨ビットコイン(BTC)の購買力は、過去最高だった2017年末とほぼ同じ水準まで回復している。
1BTCでどれだけのビッグマックを買えるかを測る世界ビットコイン購買力指数(PPI)は、11月11日に0.2%上昇して6341.26をつけた。言い換えると、世界平均では、1ビットコインで6341.26個のビッグマックが買えることになる。
ビットコインが2万ドル近くをつけた2017年12月17日以来の高水準となった。

(参照:Bitcoinppi.com「ビットコイン購買力指数」)
2019年の弱気相場の時は、ビットコインPPIは1200台まで下落していた。
ビットコインPPIは、1986年に経済誌のエコノミストが発表したビッグマック指数を元に作られた。当初ビッグマック指数はジョークだったが、今では購買力を示す主要な指数の1つになり、多くの研究で使われている。
ビットコインPPIは、10月以降で41%以上も上昇。一方ビットコイン価格は同じ期間で39%上がった。
翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン