トレーダーのビットコイン(BTC)価格への楽観姿勢が高まったことで、BTCは週末も38000ドル台を維持した。

強気派は弱気派に余裕与えず
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、ビットコインは、週末の終わりに迫っても、典型的なフラットな動きとなった。
#Bitcoin Straightforward and slow weekend.
— Daan Crypto Trades (@DaanCrypto) November 26, 2023
Usually volume/volatility picks up a bit later today. https://t.co/joyKaqG68f pic.twitter.com/T9sXbJ2c6d
最近、18か月ぶりの高値を記録したビットコインについて、一部のアナリストは、上昇継続の兆しを示していると指摘した。
その一人である人気トレーダー兼アナリストのCredible Crypto氏は、ローカルハイ付近で売りを買い手が吸収していることを注視している。
また、デリバティブ市場の建玉(OI)が低水準で推移し、スポット需要が安定していることから、次の上昇への舞台が整いつつあるとの見方を示した。
Credible Crypto氏は、「OIが不足しているため、強制清算が起こり、スポット需要が明確に確認されている。ここでの下落は当初想定されていたよりも浅くなる可能性がある」と述べた。
「38,000ドルを超えると一部の潜在的な清算が発生し、37,500ドルを下回ると一部の清算が発生するが、オープンポジションの量は比較的少ないため、スポットフローが大幅に変化しない限り、ブレイクアウトするまでどちらの方向にも大きなボラティリティは予想されていない」

Credible Crypto氏は、過去の予想であった36,900ドルへの回帰も、現在のスポット価格からわずか2.1%の下落に過ぎないことから、実現しない可能性があるとの結論を下した。
ビットコイン価格は一目均衡表で重要ライン示す
同じく短期的な将来に楽観的な見方を示すのは、市場コメンテーターのTitan of Crypto氏だ。
一目均衡表を活用した分析で、Titan of Crypto氏は、ビットコインの週足チャートではまれな出来事である、その重要な構成要素の明確なブレイクアウトを捉えた。
一目均衡表の26週前の数値を示す遅行スパンで、現在価格よりも上方かつ雲の上に位置している。転換線と基準線が新たな上昇トレンドを示していることに加えて、上昇継続の可能性が非常に高いとTitan of Crypto氏は結論付けた。
「値動きの観点からは、過去2回の週足に注意しよう。下ひげは強気派が反発していることを示している」と、Titan of Crypto氏は11月25日のX(旧Twitter)の解説で述べた。
「勢いは上昇している。次は39,300ドルだ」
