ビットコインの週足チャートに「強気のハンマー」が現れたことから、過去1か月の下降トレンドが逆転する可能性があるとトレーダーが指摘している。
市場情報会社グラスノードの創業者であるヤン・ハッペル氏とヤナ・アレマン氏は5月9日、彼らの共有アカウント「ネゲントロピック」で「ビットコインはまもなく高騰するように見える」と投稿した。5月5日のビットコイン価格チャートが強気のハンマーで終値を付けたことに言及。強気のハンマーとは上部に小さな本体があり、下に細長いヒゲがあるときに言われるものだ。
「ビットコイン週足のローソク足での強気のハンマー…逆転が差し迫っている」と仮想通貨トレーダーのミスター・クリプトは付け加えた。

トレーダーが7日間でBTC価格を大幅に押し下げたが、買い手がローソク足の始値付近で終値を付けたことから、センチメントの変化を示唆している可能性がある。
「今週の反落は、これからの上昇に向けた健全な調整のように見える。調整はしばしば、前の衝動的な動きの50%または61.8%まで戻る」とネゲントロピックはのべた。
仮想通貨トレーダーのレクト・キャピタル氏は、長い下向きのヒゲが過去1年半にわたってビットコインの20%以上の調整を終わらせる鍵であったと5月9日の投稿で説明した。
コインマーケットキャップのデータによると、ビットコインは5月5日に終了した週を6万4109ドルでクローズした。このレベルから20%増加すれば、現在の史上最高値を超え、76822ドルに達するだろう。
記事執筆時点でのビットコインの価格は6万2830ドルだ。過去30日間でビットコインの価格は8.93%下落している。

しかし、仮想通貨トレーダーのマグス氏は、その予想をわずかに下回る可能性があると予想している。「価格が現在のレベルを維持すれば、次の目標は7万2000ドルのレンジハイになる」と5月9日に7述べた。
このローソク足パターンはトレーダーにとって強気のシグナルと見なされているが、ほとんどは次のキャンドルでの方向性の変化を確認するまで待つ。したがって、トレーダーは5月12日の週のビットコインチャートがどのようにクローズするかを注視しているだろう。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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