ビットコイン価格が6万ドル前後まで下落しているが、「クジラ」と呼ばれる大口投資家たちは「買い」をいれているようだ。ビットコイン保有量で世界第三位のウォレットが今回の下落局面で保有量を207BTC増やしていることがわかったのだ。

ブロックチェーンを分析すると、約19万3433BTCの残高を持つアドレスが1BTC=62053ドルで約15億円相当のビットコインを買い増したことがわかる。ジャーナリストのコリン・ウー氏によると、11月に入って同クジラは635BTC分のビットコインを買ったことになるようだ。

ちなみにクジラはリスクヘッジをしながら大量のビットコインを買っているようだ。

ビットコイン相場分析で有名なCryptoQuant社によると「クジラや大物投資家は大量のBTCを購入する際に、リスクヘッジとしてレバレッジ取引ができる仮想通貨取引所でショートポジションをつくる。<中略>今回の強気市場で(クジラのこういった行動パターンを指し示す)指標は4回もピークに達しており、クジラがリスクヘッジしながらビットコインを継続的に買っていることを示してている。<中略>これは長期的な強気のサインだ」。

下落局面でビットコインを売る一般投資家から、大口投資家はリスクヘッジしながら買っているようだ。