メキシコの議会上院の建物内には現在、メキシコで14番目となるビットコインATMが設置されている。メキシコでのビットコインへの関心の高まりを映している。

ビットコインATMは今週、民主革命党(PRD)のミゲル・アンヘル・マンセラ議員らの支援を受けて設置された。上院議員で仮想通貨支持者のインディラ・ケンピス氏は、ツイッターでATM設置を報告し、「メキシコの自由、包摂、金融教育のため」と書いている。

コインATMレーダーのデータによると、メキシコでは既にメキシコシティやティファナなどに13台のビットコインATMが存在している。

現地メディアのEl Heraldo de Mexicoによれば、今回ATM設置を進めた議員らは、メキシコの競争力を高めるため、仮想通貨規制のイニシアチブを進める必要性について強調。銀行システムにアクセスできないメキシコ人のため、デジタル通貨がオプションになり得ると主張した。