ビットコイン(BTC)は過去最高値だった2万ドルから約900日が経過しようとしているが、足元では10万ドルへの旅が始まろうとしているとの指摘も出ている。
仮想通貨トレーダーのCredible Cryptoは5月29日、ビットコインが896日間の調整期間を終え、新たな上昇トレンドが始まると指摘している。
調整フェーズは間もなく終わりか?
Credible Cryptoはチャートを示し、2017年12月以降「大規模な蓄積フェーズ」だったと指摘する。
Credible Cryptoによれば、この「保ち合い構造」は終わりを迎えようとしているという。2017年に記録した2万ドルを突破する、新しい強気トレンドが始まると考えている。
「過去896日間、ビットコインが10万いじょうになる前の大規模な蓄積フェーズであり、保ち合い構造は間もなく終わる。準備はできているか?」
ビットコインは半減期前後でぐらつきがあったものの、3月の暴落による損失を完全に解消している。Credible Cryptoは、2018年12月の弱気相場のピークと比較し、ハイアーローを形成していると指摘している。
Credible Cryptoはチャートを示し、2021年にかけてビットコインが過去最高値を更新し、上昇すると示している。
出典: Credible Crypto
半減期後の強気相場は始まるか?
ビットコインの半減期が終わった後、アナリストらはビットコインが1~2年以内に強気トレンドになると考えている。
最もな大胆な見方をしているのは、PlanBのストック・フローモデルだ。これは2024年までにビットコインが28万8000ドルになると予測している。
またネットワークの指標も強気の材料になるとの指摘もある。ビットコインの供給量の約60%は1年以上ウォレットから動いていない。この状況は5ヶ月間続いており、ガチホの高まりは強気相場始まりのサインとみているアナリストもいる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン