ビットコイン短期保有者の75%以上が利益を得ていることから、ビットコインの価格はさらに上昇する可能性がある。
グラスノードの7月24日のレポートによれば、ビットコインの最近の上昇により、ビットコイン短期保有者(STH)の75%以上が利益を得ている。「この上昇により、STHのコストベースを上回り、彼らの保有分の75%が未実現利益に戻った。これは、STH-MVRV指標で確認でき、現在1.0の損益分岐点を上回っている」という。

ビットコインの価格上昇は、供給の90%以上が含み損だった短期保有者にとって大きな安心材料となる。
短期保有者は、ビットコインの需要や最近の買いパターンを評価するための代理指標としてよく使用される。
ビットコインの重要サポート
ビットコインは現在の6万5000ドルのサポートを維持する必要があると、仮想通貨アナリスト、レクト・キャピタルが7月26日のX投稿で指摘している。「ビットコインは6万5000ドルをサポートとして確認した。価格は今後も6万5000ドルから7万1500ドルの範囲に留まるだろう」と書いている。

6万8000ドルが抵抗に
ビットコインは6万8000ドルで心理的な抵抗に直面している。
コイングラスのデータによれば、ビットコインが6万8000ドルを超えると、約7億ドル相当のショートポジションが清算される可能性がある。

6万8500ドルを超えるとショートポジションの清算は10億ドルを超えるが、そのレベルに達するかどうかは米国の現物ビットコインETFからの流入に依存する。
ファーサイド・インベスターズのデータによれば、米国のビットコインETFへの流入は7月23日以降減速しており、7月25日には累積流入が3110万ドルに達した。