約4000億円以上を運営する投資ファンドである米モルガンクリークキャピタルマネジメントのマーク・ユスコCEOは、ビットコイン価格は長期的に40万ドル(約4500万円)まで行くだろうとしている。同発言は先月なされたが、12月6日にもこの見解を繰り返している。
6日のインタビューでは、「ビットコインはデジタル世界の金(ゴールド)でだいたい2000万コインくらいが流通している。世界の金市場の総額は約900兆円だから、それに追いつくとするとビットコインは約4500万円となる」とのべている。
同氏は2011年からビットコインを買い始めた。当時、金融機関で働く友人から理解は得られなかったという。
「金融サービスの需要と供給のバランスを変えてしまうほど大きなものだ。だから銀行マンや金融関係者、またサウジアラビアの王子がそれに反対しても驚かない。本当に既存の産業をかき回すテクノロジーだ。」
また、ユスコ氏はブロックチェーンとビットコインがおかれる状況を30年前のインターネット黎明期に例え、同じように「全てを変えてしまう」としている。