ビットコインのマイニング・プールであるBitClubが、ビットコイン・ネットワーク上でトランザクション展性を利用して不正を働いたとして非難されている。ウォレットや企業間の取引がキャンセルされ、Blockchain.info上のトランザクションも停止するなど業界は混乱している。

ビットコイン・ウォレットのサービスプロバイダーであるBitherは、トランザクション展性を利用した攻撃が行われたのは、ブロック456545と、456552であると投稿の中で語っている。

ビットコインはトランザクション展性の問題に悩まされてきたが、この問題は長年修正されていない。 トランザクションが有効な状態で改ざんを行うためには特殊なソフトウェアが必要である事実を踏まえると、政治的な動機に基づいて行われた可能性が高いという人もいる。

ビットコインETFの決定前夜でビットコインコミュニティの神経が緊張していたこともあり、様々な陰謀論が流れている。

例えば、コーネル大学のEmin Gün Sirer教授は、SegWitを推すためにトランザクション展性を利用した攻撃を行っているのだという説をTwitter上で唱えていた。

Bitcoin Unlimitedの他の支持者たちも、SegWitの実装を目論見故意に攻撃を行っているとして、SegWitを支持するBitclubを非難した。