著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

28日のビットコイン(BTC)対円相場は104,839円(2.24%)安の4,579,185円と二日続落。中国の暗号資産(仮想通貨)規制の影響が依然として広まる中、東京時間のこの日のBTCは前日終値を巡り底堅くも上値の重い展開。海外時間には、中国政府が国営企業に中国恒大の資産を購入するよう要請しているとの報道で反発する場面もあったが、米国の債務上限適用停止法案が採決阻止されたことを嫌気し長期金利が上昇し株価は下落。仮想通貨にもリスクオフは波及し、BTCは460万円まで一段安。その後は米株が下げ止まるのを眺めジリ高となったが、42,000ドル(≒468万円)がレジスタンスとなり、今朝方に460万円も割り込んだ。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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