著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

7日のビットコイン(BTC)対円相場は148,210円(2.41%)安の6,003,577円と反落し、5日続伸とはならなかった。

前日の相場上昇を受け東京時間のこの日の相場は利益を確定する動きが見られたものの、54,000ドル(≒602万円)絡みで相場は買い支えられ底堅い展開となったが、終盤に差し掛かるとアルトターン気味にジリ安に転じ、海外時間には54,000ドルを割り込んだ。米時間序盤には高寄した米株に一時連れ高となるも、米株が上げ止まるとBTCは608万円絡みで戻り売りが入り反落。その後は、米上院与野党が年末までの債務上限引き上げに合意したことや、JPモルガンの機関投資家がインフレヘッジ資産として金(ゴールド)よりもBTCに関心を寄せているというノートを好感して下げ止まり、今朝方には54,000ドルを回復。しかし、608万円周辺で相場は再び反落し、終値での54,000ドル維持とはならなかった。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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