著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
3日のビットコイン(BTC)対円相場は42,834円(3.01%)高の1,464,807円と大幅反発。相場は直近2日間の下げ幅を奪回し、対ドルでは終値で14,000ドル台に乗せた。BTCの対ドル日足終値が同水準を回復するのは2018年1月13日以来となる。
この日の相場は、香港金融規制当局の暗号資産(仮想通貨)取引所の規制発表や、幅広いDeFiトークンに売りが出た影響で、東京時間のBTCは一時140万円を割り込む場面もあったが、NY市場序盤での株高と金相場上昇を受けて買いが戻り、144万円にタッチ。米大統領選直前の世論調査でもバイデン候補がトランプ現大統領をリードしたことで、選挙戦の不透明感の払拭や、来年に大規模経済刺激策が実現するとの期待感が台頭し、リスク選好の改善に繋がった格好だ。その後のNY市場時間では、143万円台での揉み合いに終始したが、今朝方に米主要3指数と金の先物相場が再び上昇しだすと、BTCも連れて高くなり、年初来高値の147万円にタッチした。
第1図:BTC対円チャート(1分足)、前日平均値・4本値、騰落率、出来高 出所:bitbank.ccより作成