著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

6月第4週のビットコイン(BTC)対円相場の週足終値は、前週比13,895円安(- 1.4%)の980,000円と3週続落。金相場が約8年ぶりの高値に浮上する中、先週のBTC相場は複数マイナーによる7.3億円相当のBTC送金が確認され、上値を重くした。26日には蘭Deribitで過去最大規模のBTCオプションカットを迎えたが、手掛かり難の中、イベント通過後も市場が予想していたようなボラティリティーの上昇は確認されず小甘い展開が続いた。週末には対ドルで節目の9,000ドル(96.5万円)を割る場面もあったが、押し目買いが入り28日には6日ぶりに反発した。

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