著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

20日のビットコイン(BTC)対円相場は92,337円(1.53%)高の6,115,036円と6日ぶりに反発。この日の暗号資産(仮想通貨)市場は、16日から続いた売りが一服した形で、主要アルトコインも反発し、イーサリアムは18,920円(8.09%)、XRPは8.561円(6.04%)、ビットコインキャッシュ(BCC)は6,083円(6.30%)とそれぞれ上昇した。

東京時間の20日のビットコインは、テクニカル的なポジション調整の売りが続き序盤から上値を重くし節目の600万円を割り込むも、対ドルで節目54,000ドル水準となる584万円周辺で支えられると、欧州時間にペイパル傘下の送金アプリベンモが仮想通貨売買サービスの開始を発表し反発し、シェアオフィス大手ウィーワークのBitPayを経由した仮想通貨決済導入も好感され、610万円を奪回した。米時間には、軟調な米主要3指数の下げにつられ590万円付近まで押すも、株の売りが一服するとアルトコイン相場の切り返しもあり今朝方には617万円まで戻している。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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