著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

先週(5日〜11日)のビットコイン(BTC)対円相場は2週続伸。終値は前週比139,576円(2.16%)高の6,589,998円と、前週から相場のレジスタンスとなっていた対ドル2月高値の640万円水準を超え、節目60,000ドルを試す展開となっている(第2図)。

先週の暗号資産(仮想通貨)市場は、引き続きアルトコインが主導する展開となり、時価総額第4位のXRP対円の週足は、前週比で78.456円(111.81%)高くなり、3年ぶりに終値で148円に乗せた。ステラ(XLM)とクアンタム(QTUM)の対円も30%以上の上昇率を記録しており、順回転相場の様相を呈している。

ビットコインは先週、こうしたアルトターン(ビットコインからアルトコインに資金が流れる現象)や米期待インフレ率の低下を受け、週央にかけて上値の重い展開となったが、米公開市場委員会(FOMC)と欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨がハト派な内容となり、610万円で切り返すと、週末10日に循環物色の様相で上昇し、対ドル2月高値水準を上抜け660万円に乗せた。その後は荒い値動きとなるも対ドル2月高値水準がサポートに転じ、週足終値は658.9万円と、終値ベースでは過去最高値となった。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

第2図:BTC対円チャート 1時間足 出所:bitbank.ccより作成

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。