6日のビットコイン(BTC)円は1604万7419円から取引が始まった。東京時間序盤に相場は上下に振れるも、取引材料に乏しいなか、終盤にかけて前日の反動から小甘く推移し、欧州勢参入後には1580万円まで下落した。その後、10月のチャレンジャー人員削減数が市場予想を大幅に上回ると、一時は利下げ期待を背景に1590万円まで戻すも、再び米景気の先行き不安から米主要株価指数が軒並み下落し、米国時間中盤には1536万円まで連れ安となった。ただ、オプション市場で建玉が集中する節目の10万ドル(≒1529万円)周辺では下げ止まり、終盤には小動きに転じた。引け後も動意に欠ける展開が続き、終値は1553万8401円と、前日の上げ幅を完全に吐き出した。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

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