28日のビットコイン(BTC)円は1742万4130円から取引が始まった。東京時間は小動きで始まり、終盤にかけては弱含みに推移するも、売り一巡後には切り返し、1740万円を維持した。米国時間に入ると、民間の住宅価格指数の下振れや消費者信頼感指数の低下を受けて、相場は1770万円まで上昇した。一方、この日はソラナ(SOL)、ライトコイン(LTC)、へデラ(HBAR)の現物ETFが米国で上場したが、事実売り気味にアルトコインに売りが入り、BTCも一時1740万円近辺まで反落した。その後は株高に支えられ1760万円まで戻すも、米国市場終盤にかけて売り優勢となり、引け後には1711万円まで下落。終値は1720万1089円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。