20日のビットコイン(BTC)円は1643万8593円から取引が始まった。東京時間序盤は、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のBTC先物が下窓を埋めに下落したことで、1625万円まで下落したが、売り一巡後には下げ幅を奪回した。また、米中貿易対立の緩和期待からその後も上値を伸ばし、終盤には1680万円を回復。ドル建てでは節目の11万ドル(≒1656万円)を回復した。一方、「トランプ・インサイダー」と称されるクジラが再びBTCをショートしたとの情報もあり、海外勢参入後には上げ渋り、1670万円台での揉み合いに転じた。米国時間に入っても冴えない値動きが続き、終値は1670万3998円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。