2日のビットコイン(BTC)円は1744万6934円から取引が始まり、東京時間は材料待ちで1750万円周辺での揉み合いに終始した。欧州時間に入っても相場は方向感を示せずやや弱含みに推移したが、米株先物の上昇に連れて1760万円まで上昇した。米国時間序盤には、米ダラス連銀のローガン総裁がインフレへの警戒感を示したことで、相場は一時1750万円まで下落するも、市場が米政府機関閉鎖の影響を見極めようとするなか米金利が反落し、BTCは1770万円まで上昇。この日も米国株相場が堅調に推移したこともあり、終盤には1780万円にタッチした。終値にかけてはやや水準を下げ、1772万9335円で引けた。ドル建てでは節目の12万ドル(≒1766万円)を回復し、12万1000ドル(≒1780万円)にタッチしている。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。